ふち職人2.0の特徴

ふち職人は、ふち取りと斜めシャドーの効果をQuarkXPressの文字属性として実現するエクステンションです。

ふち取りの効果を文字属性として実現

文字のふち取りとシャドーの効果を文字属性として実現しているため、不要なファイルを生成することなく、設定や解除などの操作が簡単にできます。ふちは任意の選択範囲に設定できます。

多彩なオプション

ふちは３重まで付けることができ、そのそれぞれに、幅、カラー、トラップなどを個別に設定することができます。ふち文字にシャドーを付けることもできるのでデザインの幅が広がります。

画像にかかる部分にのみ、ふちを付けることが可能

画像に埋め込まれたクリッピングパスを元に、文字列の背後の画像にかかる部分にのみ、ふちを付けることができます。文字や画像の修正はふちの効果に即座に反映されます。

RIPの解像度でふちを生成

ポストスクリプトプリンタで印刷する場合にはポストスクプトコマンドを使用してふちを描画しますので、プリンタやRIPの解像度でふちを生成することができます。 QuarkXPress 3.3/4.1/6.5のEPSファイルでページ保存機能や、QuarkXPress 6.5のフォントのダイナミックダウンロード機能にも対応しています。

便利なふち文字セット機能

ふち文字の設定内容を登録しておき、その登録名で複数の箇所に簡単にふちを付けられます（ふち文字セット）。 ふち文字セットの内容を修正すると、ドキュメント内で適用済みのふち文字セットも自動的に更新されます。 ふち職人2.0では新たにふちパレットからふち文字セットを適用できるようになりました。

ドキュメント全体へのふちの一括適用

ドキュメント全体に渡ってふちを一括して適用することができます。一括適用の対象として、特定のテキストカラー、フォント、段落スタイル、文字スタイルが適用された文字を指定することができます。

再配布可能なランタイム版を同梱

ふち職人をまだ導入いただいていない環境で、ふち文字の印刷を可能にする再配布可能なランタイム版が同梱されています。