氏名の入力でお困りではありませんか?
行政システムでは入力できるのにInDesignで入力できない、そんな漢字がありませんか?
行政システムで利用可能な異体字や俗字をInDesignで利用するには、文字情報コレクションに準拠したUnicode IVS対応フォントが必要となります。 文字情報コレクションは、戸籍統一文字と住基統一文字の統合を目的として経済産業省の文字情報基盤整備事業によって標準化されたもので、その成果物のIPAmj明朝フォントは無償でダウンロードして利用することができます。
国内の主要な商用フォントはAdobe-Japan1コレクションに準拠しているため、行政で必要となる異体字の全てを表示することはできません。 また、InDesign標準の字形パネルにはIPAmj明朝フォントの異体字は表示されません。そのためInDesignの標準機能だけでは異体字の入力は困難です。
異体字シーケンスパネル
異体字フィクサーの異体字シーケンスパネルではIPAmj明朝フォントの異体字を表示して、異体字に切り替えることができます。
文字を選択すると、異体字シーケンスパネルに選択文字の異体字が一覧表示されます。
異体字シーケンスパネルの異体字をダブルクリックするとその異体字に置き換えられます。
異体字シーケンスパネルの1行目には選択した文字を基底文字とする異体字が異体字セレクタの順に表示され、2行目には異なるUnicodeの異体字・旧字・俗字・代用字が表示されます。
緑の背景色は印刷されません。環境設定で非表示にできます。
コード入力
住基統一文字コード、戸籍統一文字番号、登記統一文字番号、MJ文字図形名またはUnicodeなどがわかる場合は、これらの文字番号や文字コードを指定して字形を入力することも可能です。