データソース
DBPublisher本体にはデータベース機能はありません。別途データベースを用意し相互にデータ交換を行います。
利用可能なデータソース
テキストファイル
テキストファイル経由でデータ交換を行う場合は、Shift-JIS, UTF-8, UTF-16のエンコーディングに対応しており、Excelでデータを作成する簡易的なケースからSQLデータベースまで幅広く対応できます。
FileMaker Pro ダイレクト接続
InDesignからFileMaker Proへダイレクトに接続し、データの読み込みと書き戻しができます。もちろんデータ交換はUnicode。読込み時には検索とソーティングが可能です。
XMLファイル(有償別オプション)
XMLデータソースオプションを導入すると、XMLファイルをデータソースとして利用できます。XMLツリーの任意のノードのテキストと属性をDBPublisher/iのフィールドにマッピングすることができるので、他のデータソースと同じような要領で設定と組版を行うとが可能です。テンプレートも共通です。
ODBC接続(有償別オプション)
ODBCデータソースオプションを導入すると、ODBC(Open Database Connectivity)ドライバを経由してInDesignからデータベースへダイレクトに接続しデータの読み込みと書き戻しができます。
データソース関連の便利な機能
仮想フィールド
既存のフィールドのデータを組み合わせたり加工するなどして、データソースにないフィールドを動的に生成できます。文字列、数値、正規表現、ファイルの有無などによる条件判定と、 連番発生、部分文字列の取り出し、フォーマット適用、囲み文字への変換、正規表現による検索文字列の取り出しと検索置換などのデータ加工が可能です。
異体字シーケンス(Unicode IVS)にも対応
データソースに含まれるIVSによる異体字をOpenType機能による異体字に変換。IVS非対応フォントでも異体字の組版が可能です。