DBPublisher/iバージョン6.0の新機能
InDesign CC(2019)対応
単一製品でInDesign CS3/CS4/CS5/CS5.5/CS6/CC/CC(2014)/CC(2015)/CC(2017)/CC(2018)/CC(2019)およびMac/Winに対応します。
InDesign CC〜CC(2019)用のインストーラが提供され、弊社製プラグインの管理が便利になっています。
データソース関連の新機能
FileMaker PRO 17対応
FileMaker PRO 17への接続に対応しました。
Microsoft Excel 2019対応
Microsoft Excel 2019への接続に対応しました。
Excelデータソースのセル内改行のコード変換
従来、強制改行として読み込まれていたWindows版とExcel Mac 2016 16.16以降のMac版のセル内改行を、段落改行として読み込むことが可能となりました。
仮想フィールド機能の強化
判定条件として縦長画像と横長画像が追加されました。画像の縦長/横長に応じてテンプレートを使い分ける場合に便利です。
テキスト変換機能の強化
テンプレート置換方式
テキストをテンプレートに置換できるようになり、図や表などの混じった非定型な文章の組版が可能となりました。文章中に他のテンプレートの組版結果をアンカー付きオブジェクトとして埋め込めます。
タグ付きテキスト置換方式の逆変換
タグ付きテキスト置換による正変換の逆変換を作成することが可能となりました。この機能により、InDesignドキュメントのテキストに加えた文字属性の変更を独自タグなどに逆変換してデータソースへ書き戻すことが可能となります。
テンプレート関連の新機能
表のデータフィールド
一つのフィールドに格納したタブ区切りテキストやXHTMLテキスト(またはXHTMLファイル)を表全体に流し込むことができるようになりました。
画像の縦横比を考慮したグラフィックフレームの分割
グラフィックフレームの自動複製を行なう場合に、画像の縦横比をもとに最も余白が少なくなる分割数を自動的に採用することができるようになりました。チラシなどのような媒体で紙面の余白が少なくなるように画像を配置したい場合に便利です。
英数記号の全角半角変換機能の強化
英数記号の全角半角変換の対象となる文字種として「英数字のみ」を選択できるようになりました。
トリミング量
グラフィックフレーム変形フィールドがフレーム調整オプションのトリミング量に対応しました。
テンプレート全体が伸縮した場合の伸縮パターンの強化
テンプレート全体が伸縮した場合のコンテンツの伸縮パターンに「平均比率で伸縮(縦横比率維持)」が追加されました。
自動組版関連の新機能
テキストフレーム組版でのセルの境界線のカラー変更
表のテキストフレーム組版のブレイク処理で、データが変化した直前の行との境界線のカラーを変更できるようになりました。
双方向リンク関連の新機能
旧キー
旧キーフィールドを設定することにより、非掲載となって組版に使用したレコードがなくなったテンプレートを、新規掲載のレコードのテンプレートで置き換えることができるようになりました。
修正差分ファイルのフォーマット
修正差分ファイルのフォーマットを「修正行のテーブル」「差分テーブル」「差分フィールド」の3種類の中から選べるようになりました。
組版データ書き出し
主キーを設定して組版したドキュメント上の組版済みのデータをテキストファイルとして書き出せるようになりました。双方向リンク機能による書き戻しと異なりデータソースに接続していなくても書き出せます。組版データ書き出しにはプロフェッショナル版が必要です。
ドキュメント環境関連の新機能
スクリプトラベル
「主キー」と「保存名フィールド」の他に新たに「表示フィールド」をスクリプトラベルに適用することができるようになりました。また、各フレームに対してフィールド名のないラベルを付けることが可能となりました。
セキュリティ機能
シリアル番号や製品の種類によってDBPublisher/iの使用や設定機能を制限してドキュメントを保護する機能が追加されました。セキュリティの設定にはプロフェッショナル版が必要です。